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世界の死因、がんが2010年にトップに IARC発表

キーワード: がん

 世界保健機関(WHO)の付属機関である国際がん研究機関(IARC)は19日、「世界がん報告書2008(World Cancer Report 2008)」を発表した。2010年にはがんが世界全体の死因トップになるという。

 報告書によると、今年度にがんと診断された人の数は世界全体で1240万人と推定される。これが2030年までに2640万人に増えると予想。また、がんによる死亡数も760万人から1700万人に増加するとみている。

 がんの医療負担は1975年から2000年にかけて2倍に拡大したが、2020年までにさらに2倍になり、2030年には3倍に膨れあがるという。

 がん発症とがんによる死亡が増加している要因として、途上国で欧米式の生活習慣が広まり、喫煙率が上昇し、高エネルギー、高脂肪の食習慣が増えていることを挙げている。

 米国心臓学会のティモシー・ガードナー理事長は報告書について、「心臓病の世界的な増加の要因と重なる」と指摘している。「たばこががん発症の要因になるので、IARCによる禁煙支援は特に重要だ。喫煙は米国だけでなく世界的に早期の死亡を引き起こしている」。

 米国で毎年240万人が亡くなっており、うち喫煙による死亡数はおよそ44万人。「喫煙による健康被害は世界的に深刻だ。たばこは癌と心臓病の両方に影響している」。

国際がん研究機関(IARC)
米国心臓学会プレスリリース

(Terahata)

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