一般社団法人 日本生活習慣病予防協会 JPALD
生活習慣病とその予防
主な生活習慣病
最近の関連情報・ニュース

テレビゲームで肥満やうつが増える傾向 米調査で判明

キーワード: 肥満症/メタボリックシンドローム

 テレビゲームのやりすぎと健康上の問題は関連があるらしい――米国のテレビゲームのユーザーの平均年齢は35歳で、女性では抑うつや健康状態の低下傾向がみられ、男性では肥満が多くインターネットを利用する頻度が高いことが、米疾病予防管理センター(CDC)などが米国人500人を対象に行った調査であきからになった。

 この調査は、米ワシントン州シアトル・タコマ地域で、19歳から90歳の成人約500人のデータをもとに解析したもの。その結果、55%がテレビゲームをすると回答。テレビゲームのユーザーは子供や若者に多いとみられがちだが、実際にはユーザーの平均年齢が35歳で、比較的高い年齢でも愛好者がいることがわかった。

 健康状態などを、抑うつ、性格、体と心の調子の自己申告、体格指数(BMI)、生活の質(QOL)などで判定し、調査の対象者にビデオゲームやインターネット、テレビ、ビデオ、DVDなどを視聴する時間を週ごとに評価してもらった。

 その結果、テレビゲームのユーザーは全体の45.1%で、女性では抑うつや健康状態が低下している傾向がみられ、男性では体格指数(BMI)が高く、インターネットを利用する頻度が高いことが分かった。男女ともに社会生活でインターネットに頼る頻度は高かった。

 米国疾病管理予防センター(CDC)の健康マーケティング国立センターのJames B. Weaver III博士は、若者だけでなく大人の間でもビデオゲームの利用が拡大していることにふれ、「ビデオゲームのユーザーでBMIが高く、メンタル・ヘルスが貧弱であるなどの傾向がみてとれるのは注目に値する。健康を促進したり、病気の予防に役立つゲームなどの有効利用について、大人を対象とした研究が今後は必要だろう」と述べている。

 この研究はCDC、エモリー大学、アンドリュース大学の研究者らによって行われ、米医学誌「American Journal of Preventive Medicine(予防医学)」10月号に発表される予定。

New Study Finds Links Between Video-Game Playing and Health Risks in Adults(英文リリース)

(Terahata)

関連トピック

疾患 ▶ 肥満症/メタボリックシンドローム

2019年12月02日
肥満やメタボに対策し「フレイル」を予防 心身の活力低下を防ぐ3つの条件とは
2019年12月02日
認知症の原因は酸化ストレス 新開発の抗酸化サプリメントで認知症を予防 臨床試験で実証
2019年12月02日
女性が妊娠中に味噌汁を飲むと子供の睡眠不足が減る 親の腸内細菌叢は子供に受け継がれる
2019年11月22日
腸内細菌が内臓脂肪に影響 内臓脂肪の少ない人に多い菌が判明 健診のビッグデータを分析
2019年11月22日
ナッツが肥満や糖尿病のリスクを低下 ジャンクフードをナッツに置き換える食事法
全国生活習慣病予防月間
大正製薬 コバラサポート
尿酸値PR
新着ニュース

トピックス&オピニオン
新型コロナウイルス関連

Dr.純子のメディカルサロン こころがきれいになる医学
保健指導リソースガイド
国際糖尿病支援基金
糖尿病ネットワーク 患者さん・医療スタッフのための糖尿病の総合情報サイト
糖尿病リソースガイド 医師・医療スタッフ向け糖尿病関連製品の情報サイト
日本健康運動研究所 健康づくりに役立つ情報満載。運動理論から基礎、応用を詳細に解説
セルフメディケーション・ネット セルフメディケーションの基礎から薬の知識までさまざまな情報を提供
日本くすり教育研究所 小・中学校で「くすり教育」を担う指導者をサポート