一般社団法人 日本生活習慣病予防協会 JPALD
生活習慣病とその予防
主な生活習慣病
最近の関連情報・ニュース

昼食「20分未満」が6割 「昼休みに運動」は少数

キーワード: 肥満症/メタボリックシンドローム 身体活動・運動不足

 働きざかりの40歳代男性のおよそ6割は昼食を「20分未満」で済ませているという調査結果を、ANAクラウンプラザホテルが発表した。早く食べる人ほど肥満が増える傾向があるという報告もあり、同ホテルは食事時間の過ごし方が肥満や生活習慣病の予防に深く関わると注意を促している。

 調査は今年5月に20代から40代の男女を対象に、インターネット上で実施した。有効回答数は1118、年齢は20歳代が35.7%、30歳代が30.7%、40歳代が33.6%。既婚者が44.3%。性別は男性50.7%、女性49.3%、未婚者が55.7%だった。

昼食後の散歩や運動、8割は「やっていない」
 調査によると、ランチタイムを1時間とした場合、食事にかける時間は30分未満が全体の7割以上、30分以上かける人は2割余りにとどまった。とりわけ男性のランチ時間が短く、40代男性で30分以上かけている人は4割にすぎない。「10分以上20分未満」がほぼ半数で、「10分未満」も14%に上った。

 ANAクラウンプラザホテルでは、「脳が満腹感を感じるまでに約20分かかる。食事には30分以上をかけることが肥満予防につながる」という、大部正代・中村学園大学栄養科学部教授のコメントを紹介している。

 全体の7割は理想の昼休み時間の過ごし方として「ゆっくり食事に使いたい」と考えているが、実際には一部を仕事に使っている人が40代では男性で38%、女性で35%に上る。「雑誌や新聞などを読む」と答えた人も多く、男性43%、女性47%が該当する。一方で、昼休みに運動をしている人は少数で、「散歩する」と答えた人は40代では男性21%、女性13%。「フィットネスクラブなどでの運動」はさらに少なく、男女とも6%程度だった。

 ふだんどのように昼食をとっているか尋ねたところ、40代では「手作りの弁当」(男性29%、女性52%)がもっとも多く、男性では「レストランや定食屋で」(23%)、「コンビニエンスストアの弁当」(11%)、「ハンバーガー、牛丼店、そば屋、ラーメン屋などのファストフード」(5%)と続いた。

 大部教授は「昼食は空腹感の解消だけでなく、仕事のストレス解消、職場のコミュニケーションづくりの場にもなっている。短い昼食時間にこそ食事をよく味わい、ストレスを解消することで午後の活力源につながる」とアドバイスしている。


ANAクラウンプラザホテル調査

IHG・ANA・ホテルズグループジャパン合同会社

(Terahata)

関連トピック

疾患 ▶ 肥満症/メタボリックシンドローム

2019年12月02日
肥満やメタボに対策し「フレイル」を予防 心身の活力低下を防ぐ3つの条件とは
2019年12月02日
認知症の原因は酸化ストレス 新開発の抗酸化サプリメントで認知症を予防 臨床試験で実証
2019年12月02日
女性が妊娠中に味噌汁を飲むと子供の睡眠不足が減る 親の腸内細菌叢は子供に受け継がれる
2019年11月22日
腸内細菌が内臓脂肪に影響 内臓脂肪の少ない人に多い菌が判明 健診のビッグデータを分析
2019年11月22日
ナッツが肥満や糖尿病のリスクを低下 ジャンクフードをナッツに置き換える食事法

生活習慣 ▶ 身体活動・運動不足

2019年12月06日
【2/5市民公開講演会「多動で生活習慣病・がん予防」参加者募集中!】全国生活習慣病予防月間2020
2019年10月10日
運動が体の老化を抑制するメカニズムを解明 骨に加わる力が炎症を抑制
2019年09月17日
毎日の家事が女性の寿命を延ばす 軽い身体活動を積み重ねると死亡リスクが低下
2019年09月11日
筋肉の質の低下を決める3つの要因が判明 高齢者の筋肉を維持するために 名古屋大学
2019年08月30日
筋力アップで糖尿病に対策 血糖値の上昇を抑える 週1回の筋トレで効果
全国生活習慣病予防月間
大正製薬 コバラサポート
尿酸値PR
新着ニュース

トピックス&オピニオン
新型コロナウイルス関連

Dr.純子のメディカルサロン こころがきれいになる医学
保健指導リソースガイド
国際糖尿病支援基金
糖尿病ネットワーク 患者さん・医療スタッフのための糖尿病の総合情報サイト
糖尿病リソースガイド 医師・医療スタッフ向け糖尿病関連製品の情報サイト
日本健康運動研究所 健康づくりに役立つ情報満載。運動理論から基礎、応用を詳細に解説
セルフメディケーション・ネット セルフメディケーションの基礎から薬の知識までさまざまな情報を提供
日本くすり教育研究所 小・中学校で「くすり教育」を担う指導者をサポート