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黒米を抗メタボ米に改良、健康志向の特産品に 富山県

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 富山県は、抗酸化作用があるとされる「アントシアニン」を含む黒米と、コシヒカリを交配させた新品種「富山黒75号」を開発したと発表した。健康機能性をアピールし、誕生を記念して同米の名称を募集している。

 ポリフェノール類であるアントシアニンは、植物の花や果皮などにある赤や紫の色素のうち非糖質部分の配糖体を差す。活性酸素の働きを抑える抗酸化作用があり、動脈硬化の抑制や抗加齢などに効果があると期待されている。

 県農業研究所は中国の在来品種である「紅血糯」とコシヒカリを交配した黒米に、さらにコシヒカリを交配させる「戻し交配」を4回繰り返し、粘りや味が良質のコシヒカリに似た黒米を抽出し新品種「富山黒75号」を作った。2009年12月に農林水産省へ品種登録を申請した。

 黒米は白米に比べ、ミネラルや食物繊維が多く、健康食として注目されているが、独特の臭みがありあまり普及していない。富山黒75号はコシヒカリの食味に近づけてあり、色つやがよく、粘りがあっておいしいのが特長。栽培特性もコシヒカリと同等で栽培しやすいという。来年度にも一般への販売を始める計画だ。


(左)コシヒカリ、(中)赤米の新品種、(右)黒米の新品種で作ったおにぎり

 県では先に赤米「富山赤71号」も開発している。赤71号もコシヒカリを基にしており、玄米色を赤くした品種。赤い色素はタンニンで、やはりポリフェノールの一種で、抗酸化作用があるとされている。いずれも交配による育種法で育成しており、遺伝子組み換え作物ではないことをアピールしている。

 県では2品種を新たなブランド米として売り出したい考えで、名称を2月22日まで募集している。応募者の中から抽選で20人に県産コシヒカリ10kgが当たる。「おにぎりや弁当、複数の雑穀と組み合わせた炊き込み用の健康食品、天然色素を活用した加工食品など、富山オリジナルの特産品へ活用したい」としている

富山県
富山県農業研究所

[Terahata]

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