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都民の7割が健診を受診、健康増進への関心も高い 【東京都】

キーワード: 健診・保健指導

 東京都は都民の特定健診・特定保健指導の受診状況、健康増進に向けた取組みや意識などを調べた「都民の健康と医療に関する実態と意識」調査の概要を発表した。都民の約7割が健診などを受診しており、健康増進への取組みや関心も高いことが示された。

 調査は、2009年10月から11月にかけて6000世帯を対象に実施。健康と医療に関する意識調査の有効回答数は、3952世帯の7259人だった。
半数が健診で異常を指摘
 都民の約7割が健診などを受診しており、特定保健指導を受けた人の7割は「実行している」と回答した。

 健診の受診状況に関する主な内容は次の通り。

  • 3人に2人以上が健診・人間ドッグを受診
     過去1年間に、健診や人間ドッグを受診した人の割合は68.5%で、2006年度調査から5.1ポイント減少した。うち検査値の異常などを指摘された人は半数の53.5%。指摘内容は「脂質異常」が29.8%ともっとも多く、次いで「高血圧」(22.7%)、「肥満」(17.4%)、「糖尿病」(9.2%)と続く。

  • 「特定保健指導を受けて実行している」は7割
     特定保健指導を受けた人の割合は28.8%で、「動機付け支援」が63.5%、「積極的支援」が13.2%だった。指導を受け計画をおおむねまたは一部実行しているという人は71.1%だった。

  • 健診を受けない利用は「必要がない」が4割
     一方で、健診や人間ドッグを「受けていない」という人の割合は29.7%だった。受けなかった理由は「必要性を感じない」が38.9%でもっとも多く、次いで「時間がとれなかった」(27.4%)、「費用がかかる」(16.2%)、「仕事が休めない」(11.0%)となっている。

  • 半数ががん検診を受診
     がん検診を受診した人は、「1年以上前」を含めるとおよそ半数だった。「1年間以内」に受けた健診は胃がん(25.9%)、大腸がん(26.0%)、肺がん(30.3%)。乳がん、子宮がん検診(女性のみ)を過去2年間以内に受診した割合は、乳がん(28.5%)、子宮がん(32.0%)。また、「受けたことがない」という人の割合は、胃がん(48.0%)、大腸がん(51.9%)、肺がん(52.0%)、乳がん(47.1%)、子宮がん(40.3%)となっている。
健康増進や生活習慣改善への関心は高い
 健康増進や生活習慣改善への関心や取組みについては次の通り――

  • 9割に健康・食生活の改善意欲
     自分の健康や食生活をより良い方向にすることに関心があるか聞いたところ、「十分にある」と答えた割合が53.2%、「少しある」が36.0%で、およそ9割の人が健康・食生活の改善意欲をもっているという結果になった。

  • 身体活動に取組んでいる人も多く、運動への関心も高い
     ウォーキングなどの日常生活で行う身体活動である「生活活動」を「習慣的に実行している」という人の割合は35.7%で、「時々、実行している」が27.7%。6割以上は生活活動の向上に取り組んでいることが示された。
     また、速歩のウォーキングやスポーツなどのやや強い運動を「実行しようと考えている」の割合は27.9%、「時々、実行している」が23.7%となり、4人に3人が運動に取り組んでいるか関心をもっているという結果になった。

  • 健康食品を「毎日、使用している」人が17.6%、「時々、使用している」人が23.6%、現在は使用していないという人も含めると、約6割が健康食品を使用している。

  • 毎日の生活の中で悩みやストレスを感じたことのある人の割合は66.4%。悩みやストレスの原因は「自分の仕事」がもっとも多く49.2%、次いで「収入・家計・借金など」(33.4%)、「家族以外との人間関係」(29.9%)と続く。

平成21年度東京都福祉保健基礎調査 「都民の健康と医療に関する実態と意識」の結果(速報)(東京都)

(Terahata)

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