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外国人向け医療ツーリズム事業を開始

キーワード: 健診・保健指導

 旅行会社のJTBは、外国人の受け入れを推進する医療機関向けに、必要な手続きやスケジュール調整を代行するサポートサービスを提供する「ジャパンメディカル&ヘルスツーリズムセンター」を設置した。

 医療ツーリズムを目的に日本を訪れる外国人は徐々に増えており、多くは海外から直接医療機関に予約を入れている。日本の医療機関での言語の問題や予約・精算管理などの受入れノウハウが必要となるが、現状では十分に対応できていない。そこで、同センターでは、医療機関へのコンサルティングを通じて、医療機関に代わり予約手続き代行から受診するまでと、通訳や病院までの交通・宿泊手配などを総合的に提供できる体制を整える。

 提携医療機関として、亀田総合病院・亀田クリニック(千葉県鴨川市)、虎の門病院(東京都港区)、東京ミッドタウンクリニック(同)の3施設と契約する。今後は全国の主要都市で外国人の受入れ可能な医療機関と順次提携を進め、各地での受入れ態勢が整い次第サービスを開始する予定。

 またJTBでは、医療ツーリズムに特化した外国人向けの医療や健診プランを企画。日本国内の旅行会社や世界各国の旅行会社・富裕者組織を通じて販売し、当面は、中国語・英語圏を主なターゲットとしてサービスを展開する。

 医療の国際化の流れに合わせて、経済産業省や観光庁などの中央省庁や地方自治体では、医療ツーリズムを事業化するためのさまざまな試みを行っている。 日本の医療機関の医療技術の水準は高く、先進的な医療機器による診断・治療が受けられ評価が高い。健康に関わる日本の食生活・習慣やそれに立脚した医療サービスの海外発信による国際貢献、国内医療、関連産業の活性化も期待されている。

 医療ツーリズムは、2012年には世界で1000億ドルの市場規模に達するなど大きな成長が見込まれており、地理的に日本に近いロシアと中国で医療ツーリズムへのニーズが高く「有望な市場」と位置付けられているが、国内では受け入れ体制が十分に整っていない、同意書や健診内容の説明などの文書の多言語化など課題も多い。

(株)ジェイティービー
国際メディカルツーリズム調査事業報告書(経済産業省)

(Terahata)

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