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MRIによる国内初のメタボ健診 浜松市の医療機関で開始

キーワード: 健診・保健指導

 聖隷浜松病院(浜松市)などを運営する聖隷福祉事業団は、磁気共鳴断層撮影装置(MRI)を活用した特定健診(メタボ健診)を4月から始めた。MRIを使用したメタボ健診は国内初だという。

 メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に着目したメタボ健診は2008年に始まった。3ヵ月ごとの特定保健指導では、前回の内臓脂肪面積と比べるために、へそ周りの断面像を撮影する。メタボ健診ではこれまで、コンピューター断層撮影装置(CT)の撮像をもとに内臓脂肪面積を測定していた。

 CTとMRIはへそ周りの断層画像を撮影する点では同じだが、CTによる内臓脂肪測定では微量のX線被ばくのおそれがあるので、断層画像1枚から腹腔内の脂肪量を推定している。

 これに対してMRIによる内臓脂肪の測定では、X線を使わないため腹部全体を撮影しそこから計測できる。より正確に把握でき、入室から退室まで15分程度で終了するので簡便性も高いという。

 MRIを使用したメタボ健診は、聖隷健康診断センター(浜松市)で当面は1日当たり4人受けつける。これまでCTで測定していた内臓脂肪面積をMRIで実施するようになる以外は、健診の検査項目は変わらない。

 国内初のMRIによるメタボ健診が可能になった背景として、聖隷浜松病院とGEヘルスケア・ジャパンが共同で、MRIによる内臓脂肪面積の定量化に成功したことがある。

 共同研究を2006年に開始、同社が開発したラバフレックス(LAVA-Flex)という技術を用い、体内の水と脂肪の分離画像を自動作成する手法をもとに、約3年かけて開発したという。今後は内臓脂肪測定に加え、肝臓脂肪含有量も含めたメタボ健診に移行することを目指している。

社会福祉法人聖隷福祉事業団

[Terahata]

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