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遠隔医療の実証実験 ネット通じ医師と対話 【栗原市】

キーワード: 健診・保健指導

 宮城県栗原市と慶応大、NTT東日本は、インターネット通信を活用し、医師が遠隔地にいる住民の健診などをを行う「地域医療連携ICT(情報通信技術)システム」の実証実験の運用を市内で始めた。

 高齢化が進む日本では今後、地域で医師や医療スタッフが不足し、医療過疎化が進行するとみられる。インターネットを利用し患者と地域医療をむすびつける遠隔医療が解決策になると期待されている。

 実験は、慶応大が進める産学官の協働事業「コ・モビリティ社会の創生」プロジェクトの一環として行われる。市の「健康づくり運動推進サポーター」となっている中高年の女性約50人が住民モニターを務める。市内の保健センターなどに設置されたタッチパネルによる入力装置を半年間利用する。

 住民モニターが、家庭血圧計や体重計、歩数計、血糖測定器などで得た検査データを入力装置で送信。データは慶応大病院で管理され、これをもとに医師や医療スタッフが音声やテレビ電話でアドバイスし、健康増進への取り組みや保健指導を促す。

 栗原市では「医師が不足する中、過疎地域の住民の体調管理や交流を効果的に行える」と説明。市は中小規模の市街地が広い地域に点在し、高齢化が進んでいる。慶大は市と2008年に協定を結び、IT(情報技術)を用いて高齢者らの交通移動や医療、福祉を可能にする「コ・モビリティ」社会づくりの実証実験を市内で実施している。

 同様の試みは、東京の三鷹市や奥多摩町などでも進められており、実証実験を始め3ヵ月後の血液検査による数値が改善するなどを成果を得ているという。得られたデータをもとに、高齢者を想定した入力装置に開発や、音声認識によるコミュニケーション支援システムを開発。将来的には、ITと交通移動手段を組み合わせたコモビリティカーを使っての検査・診察の巡回も構想している。

コ・モビリティ社会の創成(慶應義塾大学)
  社会実証実験-宮城県栗原市

[Terahata]

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