2010年08月05日
社会的な関係性に恵まれた人は生存率1.5倍 孤独は危険因子
キーワード: 三多(多動・多休・多接) セルフケア 健診・保健指導
友人や家族、隣人、同僚に恵まれた高齢者は、孤独な高齢者に比べ、長生きできる可能性が1.5倍も高い――米ブリガムヤング大学などの研究チームがこんな研究を発表した。孤独がもたらす害は喫煙やアルコールと同等で、運動不足よりも深刻だという。
この研究は、米オンライン科学誌「PLoS Medicine」7月号に発表されたもの。ブリガムヤング大学のJulianne Holt-Lunstad教授らは、過去に実施された148の縦断的調査研究、計約30万8900人を対象にメタ解析した。
孤独は喫煙や運動不足、肥満よりも深刻
社会的関係が寿命を延ばす(YouTube)
Stayin' alive: That's what friends are for(ブリガムヤング大学、2010年7月28日)クリックするとビデオを再生
Social Relationships and Mortality Risk: A Meta-analytic Review
PLoS Medicine, 1 July 2010, Volume 7 Issue 7, e1000316
(Terahata)