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健診結果をネット上で管理 医療情報を連携 [群馬]

キーワード: 健診・保健指導

 群馬県前橋市などで、勤め先などで受けていた健診結果などのデータを、インターネット上で管理し、病診連携や遠隔医療に役立てようという事業が共同開始される。
より多くの患者に対応でき負担軽減にも
 この「群馬健康クラウドネットワーク基盤構築事業」は、インターネットを利用し情報を共有する通信技術「クラウドネットワーク」を活用し、地域住民の健康増進や医療連携に役立てて、地域医療の向上にもつなげようというもの。

 群馬大学医学部附属病院や高崎健康福祉大学・同NPO法人などが共同で企画し、総務省の平成22年度「地域ICT利活用広域連携事業」に採択された。前橋市と高崎市をモデル地域として10医療機関が参加し、NPO法人の群馬コングレスサポートが運用する。

 目標としているのは、(1)県民の健康情報を保存・活用し、健康意識の啓発と健康増進の支援をはかり、(2)重粒子線がん治療に関わる医療連携による患者負担の軽減と医療の質の向上すること。

 企業や学校で実施した健康診断などのデータは、退職や移転、卒業などで途切れるケースが多い。事業では、企業や大学病院などで募集し会員制システムを立ち上げ、「電子健康手帳」を発行、それまでに受診した血液検査値などの健康診断の情報を継続して記録する。会員が自分の健康データをインターネットで登録・参照できるようにする。

医療情報を連携 システム導入も容易に
 施設間差のおそれがある検査値も、数値とともに単位や標準値範囲などの情報とあわせて管理することで、検査施設を気にすることなく時系列で管理し、参照できるようになるという。群馬大付属病院などの重粒子線治療施設と地域医療機関を結び、患者を移動せずに治療の適否を判定する「遠隔医療」もスタートさせる。

 クラウドネットワーク基盤を利用することで、自治体や企業、医療機関などは個別にシステムを導入する必要がなくなり、費用も大幅に節減できる。さらに、電子手帳に外国語での表示や入力の機能を設けることで、海外旅行先で医療が必要になった際に、自己の健康履歴を外国語に変換して提供することなども可能になるとしている。

群馬健康クラウドネットワーク
NPO法人群馬コングレスサポート
「群馬健康クラウドネットワーク基盤構築事業」について(総務省)
[Terahata]

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