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高機能下着:伸縮機能をもたせ運動時の疲れを軽減

キーワード: 三多(多動・多休・多接) セルフケア 身体活動・運動不足

 ウォーキングやゴルフなど運動時の疲労を軽減したり、動きをスムーズにしたりする「高機能下着」の人気が広がっている。これまでは温かささ保温効果を得られる繊維を使った下着や、吸汗速乾性のある繊維を使った下着が多かった。いずれも、日常をより快適に過ごせるよう工夫してある。最近はこれに加えて、効果的に伸縮機能をもたせ、血行促進をえられるという下着が増えている。
“運動時の疲れがたまりにくい”と好評
 高機能下着は、いずれも特殊な繊維を使い、関節や筋肉の部位によって編み目の細かさやカッティングパターンを変えたり、補強生地を加えるなどして着圧の度合いを変えているのが特徴。運動時に着用することで「筋肉のブレを防ぐ」、「伸縮機能により関節や筋肉をより大きく動かせる」、「血行を良くする」といった効果を期待できる。

 生地を縫製する技術も進化しており、足の筋肉がほどよく圧迫されることで血行が促され、肌にストレスのかからないタイプも増えている。男性用と女性用とでは、カッティングや素材などを微妙に変えている場合がほとんどだ。

 こうした高機能下着ターゲットになったのは、当初は「ダイエット」や「冷え性」、「むくみ」に悩む女性だったが、2008年4月よりスタートした「特定健診」の影響で、健康増進のための運動に取り組む人が増えニーズが広がった。夏用下着では紫外線カットや、速乾性をもたせ冷却効果をもたらすものが、冬用は保温機能をもたせた下着が多い。

 いずれも価格は通常の下着に比べ3〜4倍以上と高価だが、「運動時の疲れがたまりにくい」と愛用する人も多いという。ウォーキングやサイクリングなどの運動に加え、ランニングやゴルフ、スキーなどのスポーツなどの用途が考えられており、なかには「エコノミークラス症候群」の防止目的で開発された下着まで出てきた。

上の写真はグンゼ「カラダトレーナー」
 「高機能下着」の主なものを集めてみた――
  • グンゼ「カラダトレーナー」
     伸縮性のある本体と、本体より弾性率が高い部位の構造をそなえることで、快適性も狙った商品。ウォーキング時に着用すると、腕振り角度や歩幅が大きくなり、運動の効果が向上するという。2009年に発売された。

  • ワコール「CW-X」
     関節やひざを痛めないようテーピング機能をもたせたタイツをもとに開発。肩甲骨の動きをスムーズにし腕の振りを安定されたトップスなど種類が増えており、女性向けのカラフルなタイプも用意されている。

  • ミズノ「バイオギア」
     運動時に負担のかかりやすい筋肉や関節をサポートする下着。樹脂加工したウレタンを筋肉の流れに沿って配置し、圧力を段階的に細かく設定することなどで、筋肉や関節のサポート機能を強化した。ゴルフ専用のアンダーウエアは安定した姿勢を保てるのが人気だという。

  • ゴールドウイン「C3fit」
     着圧により血行促進などの効果を得られる。タイツタイプは、足首から大腿部にかけて段階的に着圧を緩めることで、静脈の還流を促す。厚生労働省が定める一般医療機器の基準をクリアしたというタイプもある。

  • スキンズ(SKINS)
     オーストラリアのブランド「スキンズ」は、体に効果的な着圧を加えることで血行を促進させ、疲労を軽減させるという。エコノミークラス症候群(旅行者血栓症)の防止用に開発されたタイプもある。

グンゼ「カラダトレーナー」
ワコール「CW-X」
ミズノ「バイオギア」
ゴールドウイン「C3fit」
スキンズ(SKINS)

(Terahata)

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