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マスターズスポーツ科学研究会が発足 [和歌山]

キーワード: 三多(多動・多休・多接) 身体活動・運動不足

 中高齢者が年齢に適したスポーツや運動を通して健康維持の方策をさぐる「マスターズスポーツ科学研究会」が発足した。第1回マスターズスポーツ科学研究会は、6月12日に和歌山市本町のフォルテワジマで開催された。和歌山大学や和歌山県立医科大学の医師や研究者らが参加し、今後の活動について論じた。

 日本は世界トップクラスの長寿国である一方、高齢化が進展している。和歌山県は全国的にも高い高齢者県で、高齢化率は近畿府県内で1位、全国では7位(26.4%)となっている。

 急速な人口高齢化の進展に伴い、疾病構造も変化しており、がんや心疾患、脳卒中、2型糖尿病などの生活習慣病が増加し、死亡原因の6割を占めている。これらの多くは、運動・スポーツを習慣的に行うことで予防・改善が可能だ。

 スポーツ・運動を続けると、筋委縮や骨粗鬆症の予防効果を期待でき、心肺能力や運動能力、バランス能力の向上にもつながる。スポーツは爽快感や活気をもたらし、高齢者のQOL(生活の質)も向上する。

 同研究会は、トップアスリートからすでに運動を習慣化している人、健康増進のための運動を始める意欲をもっている人などを対象に、医学的なデータにもとづくトレーニングメニューの開発・提供などを行う考えだ。

 中高齢者のスポーツ・運動の普及振興について、「中高齢者の競技者にご自身の体について知識を深めていただき、よりスポーツを楽しんでもらえるよう情報を提供する」と述べている。

 8月25日には「マスターズ医科学シンポジウム」を和歌山市本町のフォルテワジマで開催する。和歌山県立医科大学リハビリテーション医学の田島文博教授、信州大学大学加齢適応医科学系の能勢博教授らが講演する予定。

マスターズスポーツ科学研究会

(Terahata)

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