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クラウド利用の健康増進プログラムを共同開発 つくばWRとIBM

キーワード: 三多(多動・多休・多接) 身体活動・運動不足

 つくばウエルネスリサーチと日本IBMは、IBMのクラウド基盤を利用し、新たな健康増進プログラムを共同開発すると発表した。つくばウエルネスリサーチが開発した「新e-wellnessシステム」を使用し、参加者個人の生活パターンや健康への関心度合いに合わせた個別プログラムを提供するサービスなどを開発する。

 つくばウエルネスリサーチは、筑波大学でのスポーツ医学の研究成果を基盤に設立された大学発ベンチャー企業。ITを活用した科学的根拠(エビデンス)にもとづく健康増進を目指し、個別運動・栄養プログラム「新e-wellnessシステム」を開発した。

 e-wellnessシステムでは、体力テストで身体活動量や体力などを評価し、個別の指導プログラムを提供するサービス。参加者1人ひとりの状態に適応したプログラムを提供できるのが特長で、すでに全国の自治体・企業健保などで約5万人が活用し、医療費の削減効果があることを実証しているという。地域や職域の健康増進施策への活用が期待されている。

 共同開発では、これまで蓄積してきた膨大な活動実績データ(日々の総歩数や速歩数、筋力トレーニングなどの時系列データ)に、個人のライフスタイルなどの情報を加味し、データマイニングや機械学習の手法を用いて多角的に分析する。IBMのクラウド基盤で再構築されたシステムのテスト運用を5月に開始し、7月から本格運用する予定。

 健康増進プログラムでは、利用者にいかに長く継続してもらい効果を出していくかが課題となる。両社が開発している「継続支援エンジン」では、時系列データマイニング技術を用いて、システム内の活動実績データを分析し、脱落する人・継続する人に特徴的に現れる行動パターンを特定する。これらの組み合わせから各参加者の脱落可能性を判定するモデルを作成する。

 このモデルに加え、つくばウエルネスリサーチの指導理論にもとづき、特定された各行動パターンに対する改善プログラムを用意し、個々の参加者の継続可能性と行動パターンに即した個別の指導プログラムを提供できるようにする。

 さらに、参加者個人の生活パターンや健康への関心度合い等を加味した分析にもとづき、より改善効果の高い指導プログラムを作成する「ライフスタイル型プログラム」も開発する。

つくばウエルネスリサーチ
日本アイ・ビー・エム

(Terahata)

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