2011年11月30日
社員食堂がコンセプトの「丸の内タニタ食堂」 1月にオープン
キーワード: 二少(少食・少酒) 肥満症/メタボリックシンドローム 健診・保健指導
タニタは新たにレストラン事業を展開し、第一号店である店舗「丸の内タニタ食堂」を、2012年1月に千代田区の丸ノ内国際ビルヂングにオープンすると発表した。タニタ社員食堂のコンセプトを忠実に再現したメニューをとりそろえ、業務用の体組成計を備えたカウンセリングルームも設け、管理栄養士がアドバイスを行う無料のサービスも提供する。
カロリーと栄養バランスを考えた「社員食堂」の定食
同社は健康計測機器やサービスを開発・提供する一方で、食事に関しては管理栄養士による指導に加え、バランスのとれた栄養と摂取カロリー・塩分を抑えた社員食堂のメニューをまとめたレシピ本「体脂肪計タニタの社員食堂」を提供している。
「丸の内タニタ食堂」の開業について、同社では「レシピ本を購入した一般客から“社員以外でも食べられる場所を提供してほしい”といった要望が多く寄せられた。企業にとっても社員の肥満や生活習慣病は経営リスクとなっている。東京・丸の内に店舗を構えることで、ソフト面でも食事、運動、休養という生活サイクルで健康増進を支援できるようになる」と述べている。
提供するメニュー2品のうち、タニタ社員食堂で提供している日替わり定食と、丸の内タニタ食堂独自のスペシャル定食を週替わりで提供する。いずれも栄養バランスに配慮し、1定食当たり500kcal前後、塩分は3g前後としたタニタ社員食堂のコンセプトを忠実に再現するために、運営も配膳・下げ膳は原則としてセルフサービスのスタイルをとる。税込み価格は日替わり定食800円、週替わり定食900円を予定している。
同社の業務用マルチ周波数体組成計「MC−980A」を設置したカウンセリングルームも設け、計測とともに常駐する管理栄養士など専門家が相談に応じる。店舗はさまざまなイベントに対応できるよう、レイアウトを柔軟に変えられるようにする。店舗のプロデュースや運営に当たっては、カジュアルダイニングを展開するきちりと業務提携し、今後はチェーン展開も視野に入れ検討していく方針。
タニタ
[Terahata]