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特定健診の受診率、40〜50歳代で半数超 4人に1人以上がメタボ

キーワード: 健診・保健指導

 厚生労働省はこのほど、2009年度の特定健診・特定保健指導の実施状況をまとめた。集計の対象は、報告を行った3453保険者。それによると、特定健診の実施率(受診率)は41.3%で、前年度の38.9%から2.4ポイント上昇したが、目標の7割に達していない。特定保健指導の実施率は12.3%で4.6ポイントの増だった。
特定健診の実施率 健保組合、共済組合で高い二極構造
 2009年度の特定健康診査の対象者数は約5221万人で、受診者数は約2159万人(41.3%)だった。年齢階級別の実施率は40〜50歳代で高かった。また、性別では男性が46.5%、女性が36.4%で男性が高かった。前年度同様に男性は60歳未満で高く、60歳以上で低くなる傾向がみられた。女性は年齢による実施率に大きな差は認められないものの、70〜74歳の年齢階級がもっとも高かった。
 保険者の種類別の実施率は、健康保険組合、共済組合において高く、市町村国保、国保組合、全国健康保険協会、船員保険において低いという二極構造となっている。保険者の種類別の性・年齢階級別の実施率では、被用者保険では、男性より女性の実施率が低く、被用者保険の被扶養者に対する受診促進のための対策が必要となっている。

 特定健診を受けた人のうち、特定保健指導の対象者になった人は408万7000人(18.9%)で、うち終了した人の割合(特定保健指導の実施率)は50万4000人(12.3%)だった。年齢階級別の実施率は、40〜44歳で9.3%ともっとも低く、45〜59歳までは大きな差はないが、60歳以上で相対的に高くなり、65歳以上は約20%となっている。性別では男性は11.7%、女性は14.6%だった。前年度同様に男性は65歳以上で65歳未満と比較して、女性は60歳以上で60歳未満と比較して、相対的に高くなっている。

 保険者の種類別の特定保健指導実施率は、市町村国保で19.5%ともっとも高く、次いで健康保険組合が12.2%だった。

メタボと予備群の割合は26.7% 2009年度は微減
 2009年度に特定健診を受け、腹囲の基準(男性85センチ、女性90センチ)以上で血圧や血糖、コレステロールの2つ以上が基準を上回る「メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)」と判定されたのは約309万8000人(14.4%)だった。

 腹囲に加えて1つ以上が基準を上回る「予備群」の約265万8000人を合わせると約575万7000人(26.7%)だった。受診者に占める割合は前年度の26.8%より減ったが、人数は約541万8000人より増えた。

 高血圧、脂質異常症、糖尿病の薬物療法を受けている人は、特定保健指導の対象から除外されるが、メタボの該当者と予備群には含まれる。治療薬を服用している人の割合は、薬剤を重複して服用している場合も含め、高血圧症が415万1000人(19.2%)、脂質異常症が232万6000人(10.8%)、糖尿病が90万3000人(4.2%)だった。

平成21年度特定健康診査・特定保健指導の実施状況(厚生労働省)

(Terahata)

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