2012年01月24日
妊娠中の飲酒、リスクが高まるのは第7〜12週目
キーワード: 二少(少食・少酒) 「少酒」お酒はほどほどに 飲酒

妊娠した女性の習慣的な飲酒が胎児の発育に悪影響をおよぼす胎児性アルコール症候群(FAS)の危険性を高めることは知られているが、特に妊娠7週目から12週目の飲酒の危険が大きいとする研究が米国で発表された。
先進国では男性の飲酒量は減少傾向にあるが、女性の飲酒量は多くの国で増加傾向にあるという。特に、若年女性の飲酒量の増加が懸念されている。妊娠中の飲酒は、胎児性アルコール症候群などの胎児や乳児の発育障害を引き起こす。 胎児性アルコール症候群(以下FAS)は、妊娠中の飲酒によって胎児の発達が阻害され、発達障害などの問題が起こる病気。米国では、日本より早期に胎児性アルコール症候群の研究が進み、アルコール飲料のラベルに警告表をつけるなど妊娠中の飲酒を禁止する運動が盛んだ。
[Terahata]