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健保組合の8割が赤字、4年連続3,000億円超

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 健康保険組合連合会(健保連)は、全国1443の健保組合全体の2011年度の赤字額が3,489億円に上る見込みだと発表した。4年連続で3,000億円を超える赤字となり、4年間の累計赤字額は1兆6,000億円を超える見通し。健保連では、「4割の組合が保険料率を引き上げて収入増をはかっているが、9割は赤字を計上せざるを得ない厳しい状況にある」と、危機感を募らせている。

 2011年度の経常収入は、6兆6,494億円(前年度比で3,638億円増)、経常支出は6兆9,983億円(同2,972億円増)で、経常収支差額は3,489億円の赤字となった。保険料収入は総額6兆5,156億円で、3,751億円増えた。保険料率引き上げと、平均標準報酬月額・賞与の増加などにより、赤字額は前年度から667億円改善された。

 全国の健保組合のうち保険料率を引き上げたのは、全体のほぼ4割にあたる571組合で過去最多となった。全組合の平均保険料率は、前年度から0.315ポイント増の7.987%。571組合のうち、前年度から2年連続で保険料率を引き上げたのは206組合に上った。また、平均標準賞与額(年間)は105万9,744円で、2万8,061円増えた。

 一方で、前期高齢者納付金・退職者給付拠出金が、前年度に比べ1,618億円(11.07%)増と大幅に伸び、支援金・納付金は過去最高の3兆1,355億円に達することにより、約9割の組合は赤字を計上せざるを得ない厳しい状況にある。

 法定給付費総額は3兆5,293億円で、前年度比840億円、2.44%増加した。被保険者1人当たり額は22万5,885円で、前年度比5,673円、2.58%の増加となった。被保険者数・被扶養者数が減少したにもかかわらず、総額・1人当たり額ともに過去最高額となった。

 年度末時点の組合数は、前年度から15組合減の1443組合となった。このうち約8割が赤字で、2012年度の予算早期集計では、健保組合全体で過去最悪の5,782億円の赤字になることが見込まれるという。

 2012年度から14年度にかけては、約700万人の団塊の世代が前期高齢者に移行するため、納付金負担がさらに増加することはあきらかだ。加えて法定給付費の増加が続けば、健保組合財政はよりいっそう深刻な状況に陥ることが予想される。

健康保険組合連合会(健保連)

(Terahata)

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