一般社団法人 日本生活習慣病予防協会 JPALD
生活習慣病とその予防
主な生活習慣病
最近の関連情報・ニュース

HbA1cの表記、健診・保健指導でも2013年4月以降はNGSP値のみに

キーワード: 糖尿病

 厚生労働省は、2013年度4月1日以降に実施される特定健康診査において、採血時から過去1〜2ヵ月間の平均血糖値を示すHbA1c検査が実施された場合の受診者への結果通知を、NGSP値のみで行う方針を固めた。NGSP値は、従来のJDS値にもとづき[NGSP=1.02×JDS+0.25]で表される値。

 日本糖尿病学会は、HbA1cの国際標準化を推進するため、今年(2012年)4月1日から日常臨床においても国際標準値であるNGSP値を導入した。医療現場の混乱に配慮し、「当面の間」はJDS値も併記するとの方針を発表していた(関連記事)。

 一方、特定健診・特定保健指導においては、2012年4月1日〜13年3月31日の1年間は従来通りJDS値を使用し、2013年4月1日以降については関係者と協議し、検討するとしていた。特定健診・特定保健指導を別工程としたのは、5年に一度のシステム改修との絡みがあったからだ。

 同学会は、4月以降の日常臨床における状況について「測定機器の認証や医療現場の状況を含めて順調に進行している」と判断。厚生労働省のワーキンググループにおいても、特定健診の保険者・受診者への結果報告を2013年4月1日以降はNGSP値のみで行うことが合意されたこともふまえ、日常臨床においても同日以降はNGSP値の単独表記を推進することを決定した。

 なお、登録衛生検査所と医療機関とのデータ授受方法では、当事者間でさまざまな形態があると想定され、医療機関などで、特定健診に関連する検査であってもNGSP値とJDS値が併用されて報告されることを望む場合が考えられる。

 そうした場合は、HbA1c検査の結果報告はNGSP値でのみ行うことを原則としつつ、当事者間での取り決めにより、NGSP値とJDS値の併用などによる報告もありうるとした。いずれにしても、どの値がNGSP値であるかを明示した方法で報告されることが必須となる。

 日本糖尿病学会は、HbA1cのNGSP値の単独表記の完全移行日を2014年4月1日とし、JDS値を併記している施設に対して、同日までに単独表記に移行するよう呼びかけている。2013年4月1日〜14年3月31日の1年間は、NGSP値の単独表記を推進する最終的な移行期間と位置付けられた格好だ。

 この移行期間に、同学会では下記などを進めるという。
(1)日常臨床での単独表記の周知を浸透させるための活動や関係する機関・団体へ協力を要請
(2)受診者への結果通知は、ほとんどの場合NGSP値単独になるので、受診者が自ら過去のデータとの比較ができるように、NGSP値からJDS値への換算やHbA1cの意味について啓発する資料を準備

(社)日本糖尿病学会
実務担当者による健診・保健指導に関するワーキンググループ第5回 資料

(Terahata)

関連トピック

疾患 ▶ 糖尿病

2019年12月02日
認知症の原因は酸化ストレス 新開発の抗酸化サプリメントで認知症を予防 臨床試験で実証
2019年12月02日
女性が妊娠中に味噌汁を飲むと子供の睡眠不足が減る 親の腸内細菌叢は子供に受け継がれる
2019年11月28日
「10月8日は、糖をはかる日2019」講演会レポート & 血糖値アップダウン写真コンテスト優秀作品公開
2019年11月22日
妊娠中の長時間労働や夜勤が健康リスクに 全国の約10万人の女性を調査 エコチル調査
2019年11月22日
ナッツが肥満や糖尿病のリスクを低下 ジャンクフードをナッツに置き換える食事法
全国生活習慣病予防月間
大正製薬 コバラサポート
新着ニュース

トピックス&オピニオン
新型コロナウイルス関連

Dr.純子のメディカルサロン こころがきれいになる医学
保健指導リソースガイド
国際糖尿病支援基金
糖尿病ネットワーク 患者さん・医療スタッフのための糖尿病の総合情報サイト
糖尿病リソースガイド 医師・医療スタッフ向け糖尿病関連製品の情報サイト
日本健康運動研究所 健康づくりに役立つ情報満載。運動理論から基礎、応用を詳細に解説
セルフメディケーション・ネット セルフメディケーションの基礎から薬の知識までさまざまな情報を提供
日本くすり教育研究所 小・中学校で「くすり教育」を担う指導者をサポート