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自転車用ヘルメット 着用しないと死亡リスク3倍に

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 ヘルメットは転倒や事故の際に、頭を守ってくれる大切なアイテム。しかし「面倒くさい」などの理由で、着用しない人も多い。ヘルメットを付けないと、事故が起きた場合に死亡リスクは3倍以上に上昇する。

 ヘルメットは転倒や事故の際に、頭を守ってくれる大切なアイテム。しかし「面倒くさい」、「髪型がくずれる」、「暑くて蒸れる」といった理由で、ヘルメットの着用に抵抗を感じる人も多いのでは?

 “転倒や事故の際に頭を守ってくれる”のが、ヘルメットのもっとも大切な役割。自転車に乗るときは、常に危険と隣り合わせであることを忘れてはいけない。自分自身は安全運転をしていても、予測ができないのが事故。転倒などで頭を強打してしまうと、頭蓋骨骨折や脳震盪、最悪の場合は死に至る可能性もある。

 車道を走行するということは、コンパクトなものでも1トン前後の重量があるクルマが自分のすぐ横を走っているということ。どんなに安全運転をしているつもりでも、常に危険にさらされている。

 カナダ・オンタリオ検視局のナビンドラ パーソウド氏らは、自転車の走行中にヘルメットを着用していない場合、頭部のけがによる死亡リスクが3倍以上に上昇するとの調査報告を発表した。

 パーソウド氏らは、オンタリオ州内で2006〜10年に自転車事故で死亡し、検視を受けた129人のデータをもとに検討した。頭部のけがが原因で死亡した人を「症例群」、頭部以外のけがで死亡した人を「対照群」に設定し、ヘルメット着用の有効性を調べた。

 その結果、ヘルメットを着けていない場合、頭部のけがによる死亡リスクが3.1倍に上昇した。ヘルメットを着用しない割合は若者で高い。年齢を18歳以下に限定すると、ヘルメットを無着用による死亡リスクは3.5倍に上昇した。

 パーソウド氏によると、カナダでは1週間に1人が自転車事故で死亡しているという。ヘルメット着用が自転車走行中の死亡リスクを減少させ得ることを、政策や教育プログラムに反映すべきと提言している。

Nonuse of bicycle helmets and risk of fatal head injury: a proportional mortality, case?control study

(Terahata)

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