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ヨーグルトを食べれば不足しがちな栄養素を補える

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 ヨーグルトを好んで食べる人は食事の栄養バランスが良い傾向があるという研究が発表された。「ヨーグルトに不足しがちな栄養素が豊富に含まれているからだろう」と、研究者は指摘している。

 「調査では、ヨーグルトをよく食べる人は、食生活が健康的である傾向があることが分かりました。野菜や果物、魚類、全粒粉、ナッツ類といった体に良いとされる食品を好んで食べ、食事の栄養バランスが優れていました。全体の摂取カロリーも少ない傾向が示されました」と、タフツ大学のポール ジャック氏(栄養疫学)は言う。

 ジャック氏ら研究チームは、19~89歳の米国人6,500人を対象に、食生活に関する調査を行った。食事に関する126項目のアンケート調査に答えてもらい、ヨーグルトを食べる頻度を「よく食べる」から「ほとんど食べない」まで9段階に分けて比較した。

 この研究は、心疾患や脳卒中などの生活習慣病の危険因子について調査している大規模研究「フラミンガム研究」の一環として行われた。オリジナルの研究は1948年に開始されている。今回の研究は、当初の研究参加者の子供や配偶者などを対象に行われた。

 調査の結果、ヨーグルトの摂取量の平均は、週に2.2カップだった。54%の人がヨーグルトを食べる習慣をもっていた。女性は64%、男性は41%と、女性の方がよくヨーグルトを食べていることが分かった。

 ヨーグルトの摂取量が多い人ほど、カルシウムの摂取量が多く、カリウムやマグネシウム、ビタミンB群の不足が少ない傾向があることが示された。ヨーグルトを好んで食べる人は、食事スタイルへの関心が高く、健康的な食事を心がけている傾向があることも分かった

 「ヨーグルトには、カルシウムやカリウム、マグネシウムとった栄養素が含まれます。バランスの良くない食事を続けていると、こうした栄養素は不足しがちになりますが、ヨーグルトを食べることで不足を補うことができます」と、ジャック氏は言う。

 米国の食事ガイドイランでは、乳製品を1日に3サービング摂取することを勧めている。牛乳や豆乳、ヨーグルト1カップが1サービングに相当する。多くの米国の成人は、乳製品の摂取量が不足しているという。

 「低脂肪や無脂肪のヨーグルト1食分のカロリーは、低脂肪の牛乳1食分とほぼ同じです。しかし、ヨーグルトの方が、カルシウムやマグネシウム、カリウムといった栄養素をより多くとれます」と、研究者は指摘している。

Yogurt consumption is associated with better diet quality and metabolic profile in American men and women(ニュートリション ジャーナル 2012年12月14日)

(Terahata)

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