一般社団法人 日本生活習慣病予防協会 JPALD
生活習慣病とその予防
主な生活習慣病
ニュース

糖尿病患者数が316万人超、高血圧は1010万超 【2014年患者調査】

キーワード: 高血圧 脂質異常症(高脂血症) 心筋梗塞/狭心症 脳梗塞/脳出血 がん

 厚生労働省は「2014年患者調査の概況」を発表した。糖尿病患者数は、前回調査(2011年)から46万6,000人増えて、過去最多の316万6,000人になった。

 「患者調査」は3年に1度、全国で実施されている。2014年調査の調査期間は、2014年10月のうちの3日間。抽出した病院6,402、一般診療所5,893、歯科診療所1,278で、入院・外来患者約304万4,000人の情報を集めた。
糖尿病患者数は316.6万人、高血圧患者数は1,010.8万人
 調査結果によると、推計患者数は入院が過去最低の131万8,800人(病院127万3,000人、診療所4万5,800人)だった。外来は723万8,400人(病院164万1,900人、診療所423万3,000人)で、2005年以降ほぼ横ばいの状態になった。

 うち65歳以上が占める割合は入院が71.1%、外来が48.5%、75歳以上が占める割合は入院が50.8%、外来が26.2%となっている。

 主な疾患の総患者数は――

となっている。

 総患者数は、前回(2011年)調査に比べると、「高血圧性疾患」が104万1,000人増、「糖尿病」が46万6,000人増、「高脂血症」が17万6,000人増、「がん」が10万人増となっている。「脳血管疾患」は5万6,000人減だった。

外来患者数が過去最多の351万人
 65歳以上の高齢者の1日当たりの推計入院患者数は2014年に93万7,300人となり、2011年の前回調査から2万2,400人増えたことが分かった。外来患者数は351万200人となり前回調査から18万300人増え過去最多になった。

 外来患者の増加について、厚労省は「新薬開発や医療技術の向上を背景に、通院治療が可能な疾患が増えていることなどが挙げられる」と説明。高齢化社会を受け、入院患者を抑えて在宅医療を促す同省の政策が影響しているとみられる。

在宅医療が15万6,400人、前回調査から4割増加
 患者の自宅などを医師が訪れて診療する「在宅医療」を受けた人は2014年に1日当たり推計15万6,400人となり、1996年に調査を始めて以来最多で、2011年の前回調査の11万700人に比べると約4割増えた。

 在宅医療のうち、定期的な「訪問診療」を受けた患者は前回から7割増え、11万4,800人となった。必要に応じて医師を呼ぶ「往診」を受けたのは3万4,000人だった。

 在宅医療を受けた患者のうち、病院から医師らが訪れたのは1万4,400人、診療所からが10万1,500人、歯科診療所からが4万600人だった。

 厚労省は厚労省は在宅医療を推進しており、「在宅医療拠点となる病院や診療所に国が補助金を出して支援するなど、対応できる医療機関が増えたためだろう」と説明している。

平成26年(2014)患者調査の概況(厚生労働省)

[Terahata]

関連トピック

疾患 ▶ がん

2021年01月14日
【セミナーレポート】今こそ“栄養のすすめ”−ウイルス、癌、認知症に打ち克つ力を!−Web配信中! 健康と長寿によって、活力ある未来社会の実現を目指す「世界健康フォーラム2020」
2020年12月14日
【新型コロナ】がん検診の受診者が減少 このままだと死亡リスクが上昇 コロナ下でも「がん検診は必要」
2020年12月14日
肥満や糖尿病に「コーヒー・緑茶・アルコール」は良い・悪い? どれくらい飲むと健康効果を期待できる?
2020年11月26日
ウォーキングなどの運動が体と心を健康にする がんサバイバーにも恩恵 どんな運動が良いのか?
2020年11月26日
乳がんサバイバーの体験・悩み・知恵をAIで共有するエピソードバンクを開発 大学と患者グループが共同で運営

疾患 ▶ 高血圧

2021年01月15日
【新型コロナ】医療現場での感染リスクと予防効果を解明 医療者への感染を防ぐために 健診・保健指導にも応用
2021年01月15日
【Withコロナ時代】運動・スポーツを通じて健康二次被害を防ぐポイントは? スポーツ庁がガイドラインを公表
2020年12月24日
【新型コロナ】年末年始は「真剣勝負の3週間」 みんなで危機感を共有しコロナ収束の突破口に
2020年12月24日
【新型コロナ】医療機関の受診控えで健康リスクが上昇 日本医師会は安心マークを発行「感染防止を徹底しているから、安心して来て」
2020年12月14日
【新型コロナ】新型コロナとインフルの同時流行に備えて 発熱したら電話で「かかりつけ医」に相談 上手な医療のかかり方プロジェクト

疾患 ▶ 脂質異常症(高脂血症)

2021年01月15日
【新型コロナ】医療現場での感染リスクと予防効果を解明 医療者への感染を防ぐために 健診・保健指導にも応用
2021年01月15日
【Withコロナ時代】運動・スポーツを通じて健康二次被害を防ぐポイントは? スポーツ庁がガイドラインを公表
2020年12月24日
【新型コロナ】年末年始は「真剣勝負の3週間」 みんなで危機感を共有しコロナ収束の突破口に
2020年12月24日
【新型コロナ】医療機関の受診控えで健康リスクが上昇 日本医師会は安心マークを発行「感染防止を徹底しているから、安心して来て」
2020年12月14日
【新型コロナ】新型コロナとインフルの同時流行に備えて 発熱したら電話で「かかりつけ医」に相談 上手な医療のかかり方プロジェクト

疾患 ▶ 脳梗塞/脳出血

2020年12月24日
【新型コロナ】年末年始は「真剣勝負の3週間」 みんなで危機感を共有しコロナ収束の突破口に
2020年12月24日
【新型コロナ】医療機関の受診控えで健康リスクが上昇 日本医師会は安心マークを発行「感染防止を徹底しているから、安心して来て」
2020年11月26日
納豆などの「発酵性大豆食品」が循環器疾患や脳卒中のリスクを低下 日本人8万人を調査
2020年11月26日
「循環器病対策推進基本計画」を決定 健康寿命の3年延伸と循環器病死亡率の減少を目指す
2020年10月26日
毎日の歩数が多いほど死亡リスクは低下 1日の歩数を1000歩増やすだけでも効果

疾患 ▶ 心筋梗塞/狭心症

2020年12月24日
【新型コロナ】年末年始は「真剣勝負の3週間」 みんなで危機感を共有しコロナ収束の突破口に
2020年12月24日
【新型コロナ】医療機関の受診控えで健康リスクが上昇 日本医師会は安心マークを発行「感染防止を徹底しているから、安心して来て」
2020年12月14日
【新型コロナ】新型コロナとインフルの同時流行に備えて 発熱したら電話で「かかりつけ医」に相談 上手な医療のかかり方プロジェクト
2020年12月14日
【新型コロナ】ワクチンがついに実用化 海外では有効性の高いワクチンが利用可能に ワクチン接種には課題も
2020年11月26日
納豆などの「発酵性大豆食品」が循環器疾患や脳卒中のリスクを低下 日本人8万人を調査
全国生活習慣病予防月間
明治PA3
新着ニュース

トピックス&オピニオン
新型コロナウイルス関連

Dr.純子のメディカルサロン こころがきれいになる医学
保健指導リソースガイド
国際糖尿病支援基金
糖尿病ネットワーク 患者さん・医療スタッフのための糖尿病の総合情報サイト
糖尿病リソースガイド 医師・医療スタッフ向け糖尿病関連製品の情報サイト
日本健康運動研究所 健康づくりに役立つ情報満載。運動理論から基礎、応用を詳細に解説
セルフメディケーション・ネット セルフメディケーションの基礎から薬の知識までさまざまな情報を提供
日本くすり教育研究所 小・中学校で「くすり教育」を担う指導者をサポート