一般社団法人 日本生活習慣病予防協会 JPALD
生活習慣病
最近の関連情報・ニュース

健診・人間ドック市場は9,040億円 オプション1位は「骨/骨密度」

キーワード: 骨粗鬆症/ロコモティブシンドローム/サルコペニア 健診・保健指導

 2015年度の健診・人間ドック市場は9,040億円に上るという予測を矢野経済研究所が公表した。特定健診の受診率は今後もアップしていくものの、少子化などの影響により、健診の市場は横ばいから微増傾向にとどまるという。
受診者数は増加、健診単価は伸び悩み
 市場を牽引するのは、人間ドックなどの任意健診の受診者数の伸びだが、任意健診の受診料については今後予定されている消費税増税分を値上げにより吸収できない可能性もあり、市場規模の大幅な増加は望めないと同社は予測している。

 健診・人間ドック市場全体として、今後、受診者数は増加するが、健診単価は伸び悩みそうだ。

 健診には、自治体が実施する住民健診や企業・団体などが従業員向けに実施する定期健診、結核・肺がん検診、母子健康法・学校保健法などにもとづく健康診断、後期高齢者向けの高齢者健診などが含まれる。

 そのうち、40歳以上74歳以下の公的医療保険加入者全員が受診する特定健康診査(特定健診)が2008年から実施されている。その他に、利用者が任意で受診する人間ドックなどの任意健診も実施されている。
標準検査以外のオプション検査 「骨/骨密度検査」が1位
 厚生労働省によると、特定健診の受診率は、2013年度で47.6%となっている。2011年度が44.7%、2012年度が46.2%と年々受診率は向上しているものの、第2期特定健康診査等実施計画で2017年度までの全国目標値として設定している70%に対しては未だ低い水準にとどまっている。

 メタボリックシンドロームの該当者および予備群の減少につなげ、将来的な医療費の抑制を図るという取り組みだが、改善の余地が大きいといえる。

 健診・人間ドック市場全体として、今後、受診者数は増加するが、健診単価は伸び悩むことで、2016年度の健診・人間ドック市場を前年度比100.7%の9,100億円に、それ以降もほぼ横這いで推移すると予測している。

 受診者のニーズに応える豊富なオプション検査により他との差別化をはかる施設が増えており、健診施設向けのアンケート調査結果によると、標準検査以外のオプション検査として実施している項目は、「骨/骨密度検査」(69.0%)がもっとも多く、次いで「PSA検査」(65.5%)、「乳房触診+乳房画像診断」(63.2%)、「婦人科診察+子宮頸部細胞診」(56.3%)が続く。
 調査は、健診センター、健診・人間ドックを実施している病院・診療所などを対象に、2015年12月~2016年2月に実施したもの。

矢野経済研究所

(Terahata)

関連トピック

テーマ ▶ 健診・保健指導

2018年01月17日
東京都が「感染症対応力向上プロジェクト」の参加企業を募集
2018年01月17日
管理栄養士の9割が「おやつを食べる」 食べたときは次の食事で調整
2018年01月17日
緑色の葉物野菜を毎日食べると認知能力の衰えを抑えられる
2017年12月21日
【健やか21】「厚生労働省×コウノドリ」タイアップリーフレット配布中
2017年12月14日
浮世絵風のポスターなどでインフルエンザ予防を呼びかけ(東京都)

疾患 ▶ 骨粗鬆症/ロコモティブシンドローム/サルコペニア

2017年09月22日
高齢者の事故 注意を呼び掛けるだけでは不十分 消費者庁が報告
2017年07月20日
ウォーキングで下半身を強くすると運動を続けやすい 「老化は足から」
2017年07月14日
カフェインの過剰摂取は危険 厚労省が注意「健康リスクを知って」
2017年03月30日
お酒を飲むと赤くなる人は骨粗鬆症による大腿骨骨折を起こしやすい
2017年03月22日
「座り立ち運動」ができないと要注意 運動不足で「筋内脂肪」が
糖尿病ネットワーク 患者さん・医療スタッフのための糖尿病の総合情報サイト
糖尿病リソースガイド 医師・医療スタッフ向け糖尿病関連製品の情報サイト
日本健康運動研究所 健康づくりに役立つ情報満載。運動理論から基礎、応用を詳細に解説
大人の健康生活ガイド 30代以上の中高年者に関する健康情報を提供
セルフメディケーション・ネット セルフメディケーションの基礎から薬の知識までさまざまな情報を提供
日本くすり教育研究所 小・中学校で「くすり教育」を担う指導者をサポート
病気別BEST100サイト 知りたい病気の最新情報がすぐにわかる、病気サイトの百科事典