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「おにぎりダイエット」で体重が減少 ご飯と運動で腹囲は減らせる

キーワード: 肥満症/メタボリックシンドローム 食生活

 JA全農とスポーツクラブを運営するルネサンスは、おにぎり中心の食事と、運動トレーニングを組み合わせて体重を減らす「おにぎりダイエットプログラム」の効果を発表した。
おにぎりと運動を組みわせたプログラム
 「おにぎりダイエット」とは、JA全農とスポーツクラブが考案した、主食の米にミネラル・ビタミン・タンパク質などをバランス良く摂れる具材を組み合わせた、おにぎりを中心としたダイエット方法。

 年代や性別の基礎代謝、運動量などから1日の消費カロリーを算出し、これをもとに最適なおにぎりの個数とおかずの量を決める。

 それに組み合わせて、個人に合わせたトレーニングを実践する。運動によるカロリー消費の増加が、おにぎりに含まれる炭水化物などのカロリーを上回ることで、無理なく体重を減らすことができる。

 「おにぎりダイエット」の基本的な考え方は、「"何を食べないようにするか"ではなく、"健康のために何を食べたら良いか"に注目すること」だという。

7割が腹囲を1cm以上減少
 対象者は2017年10月〜12月の間に1ヵ月間プログラムに参加した537人。全国のルネサンス91店舗で参加者を募った。

 参加者にプログラム期間中、腹囲がどのくらい減少したか尋ねたところ、「3cm以上」が30.9%、「1cm以上2cm未満」が21.6%、「2cm以上3cm未満」が19.0%で、合わせて7割が腹囲を1cm以上減少させたと回答した。

 期間中の1cm以上の減少成功者を集計したところ、平均して約2cmだった。なかには13cm以上の減少を達成した人もいた。

 おにぎりダイエットの食事量につらさを感じたか尋ねると、47.0%が「つらくない」と回答した。「全くつらくない」を合わせると、63.9%が「つらくない」と回答しており、「つらい」はわずか15.3%にとどまった。

 2016年に実施した731人が参加した別の調査では、「おにぎりダイエット」により5人に1人(19.7%)が2kg以上の減量に成功したという。平均では1ヵ月で1kgの減量を達成しており、8kg以上を減量した人もいる。

 定期的に適度なカロリーを摂れることに加え、炭水化物をきちんと摂取できるので、空腹感というダイエット時のつらさを抑えられ、健康的にダイエットに取り組めるという。
玄米や雑穀を積極的に食事に取り入れる
 今回の「おにぎりダイエット」のレシピ監修を担当した管理栄養士の柴田真希さんには「私は『炭水化物』を食べてキレイにやせました。」「女子栄養大学の雑穀レシピ」などの著書がある。「日本食を見直し、お米を食べるのはとても良いこと」と指摘している。

 柴田さんは、ふだんの食事に玄米や雑穀を積極的に取り入れていくことを勧めている。玄米の食感が苦手という人も、玄米と白米を1対1の割合で炊くと食べやすくなる。

 雑穀には白米だけでは不足しがちな栄養が多く含まれており、良く噛むことで満腹感を得やすい。最近はさまざまな雑穀を組み合わせ、味や食感が多様で食べやすいブレンド雑穀を入手しやすくなっているという。

 また、炭水化物の中には食物繊維と同様の働きをする「レジスタントスターチ」(難消化性でんぷん)がある。レジスタントスターチとは、消化されない(レジスタント)でんぷん(スターチ)という意味で、食物繊維のように腸内環境を整えるだけでなく、体重増加を抑えたり、内臓脂肪の増加を抑えたりする効果が期待できる。

 全農では、冷たいごはんが含まれるおにぎりは、レジスタントスターチを摂取できる代表的な食品だと強調している。
お米を食べても痩せられる
 おにぎりが中心の食事であると、脂肪の取り過ぎを防げ、具材と合わせて栄養バランスも優れるため、無理なく体重を減らせるという。全農は「糖質制限ダイエットが流行っていますが、お米を食べても痩せられることをあらためて実証できました」としている。

 「日本人が昔から食べ親しんできたお米は、炭水化物だけでなく豊富な栄養素を含み、パンよりも脂質が低く、低カロリーで腹持ちが良い。ダイエットに利用しやすい」としている。

 「おにぎりダイエット」の専用ホームページも公開しており、誰でもおにぎりやおかずの量を簡単に算出できる。

おにぎりダイエットプログラム(全農)

(Terahata)

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