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「10の食品群」の栄養バランスをチェックできる無料アプリ 東京都健康長寿医療センターなど共同開発

キーワード: 高血圧 脂質異常症(高脂血症) 二少(少食・少酒) 一無・二少・三多 糖尿病 骨粗鬆症/ロコモティブシンドローム/サルコペニア 「少食」食事は腹7~8分目

 東京都健康長寿医療センターと日清オイリオグループは共同で、スマートフォン向け無料アプリ「バランス日記〜10食品群チェック」を開発し、配信を始めた。
 毎日の食事を記録し、栄養バランス改善に必要な10の食品群をチェックし、日々の食生活を見直すきっかけを作るためのアプリだ。
いろいろ食べてやせと栄養不足を防ごう
 日本では食をとりまく問題は多様化し、子供の食の乱れからくる肥満や痩せ、若年女性やシニア世代での低栄養、中高年期のメタボなど、各ライフステージにおいてさまざまな事象を引き起こしている。

 東京都健康長寿医療センターは、2017年に健康長寿に関する研究成果をまとめて「健康長寿のための12か条」を発表した。その第1条は食生活に関するもので、「いろいろ食べてやせと栄養不足を防ごう」がキャッチフレーズだった。

 毎日の食事では、子供から大人、さらには高齢者にいたるまで、いろいろな食品をまんべんなく食べて、さまざまな栄養素を過不足なく摂る、つまり質のよい食事が大切と説いている。

 それを実現するために、同センターでは「食品摂取の多様性評価票」を開発し、とくに高齢期の低栄養予防における多様な食品摂取の重要性を指摘している。さらに、ILSI Japanと「食生活チェックシート」も共同開発した。
食品摂取の多様性得点
 いずれも共通して、主食(ごはん、めん類、パンなど)を除く、おかずを構成する10の食品群の摂取状況をチェックするものだ。この10の食品群は、日本の栄養指導でも使われている「三色食品群」や「六つの基礎食品」など、これらをまんべんなく摂ることで栄養バランスが良くなるとされる食品群をもとにしている。

 「高齢者を含めるあらゆる世代にとって、主食に加えて、この10の食品群を意識して食べることが、バランスの良い栄養摂取につながる」としている。
「10食品群チェック」を実践するためのアプリ
バランス日記〜10食品群チェック〜
 手軽に、簡単に毎日の食事を記録し、「10食品群チェック」を実践できるよう、東京都健康長寿医療センターと日清オイリオグループが共同で開発したのが、スマートフォン向け無料アプリ「バランス日記〜10食品群チェック〜」だ。

 このアプリは、10の食品群をとっているかをチェックすることからはじまる。各食品群に含まれる食品をとったら1点を与え、毎日7点以上となることを目指す。これが達成できれば、質の良い、バランスのとれた食事を摂っていると判定される。

 アプリは、(1)食のセルフチェック、(2)食でつながる、食べ友機能、(3)バランスアップレシピの提案――というプログラムで構成される。家族や親しい人とアプリを共有し「食べ友」になると、10食品群のチェック状況を共有できる。
すばやくエネルギーになる中鎖脂肪酸
 日清オイリオグループは、三重県鈴鹿市と鈴鹿医療科学大学との産学官連携の取り組みで、鈴鹿市民の協力のもと、「中鎖脂肪酸(MCT)」を含む多様な食材摂取が、栄養状態の改善につながることを実証した。

 中鎖脂肪酸は、乳製品や母乳、ココナッツなどヤシ科の植物の種子などに含まれる天然の油脂成分。一般的な油に含まれる脂肪酸と比べ、すばやく消化・吸収されてエネルギーになりやすいという特長があり、医療現場や高齢者・要介護者の栄養補給などに使われている。近年では運動時のエネルギー補給や、認知機能との関係など、さまざまな分野で関心をもたれている。

 同社では、商品を通じて人々のそれぞれのライフステージでの「健康とエネルギーを生むチカラ」について訴求。毎日を健康に暮らすために、食に関する「3つのバランス」((1)食事と運動のバランス、(2栄養のバランス、(3)油のバランス)の大切さを、ホームページなどを通じて訴えている。

「バランス日記〜10食品群チェック」は、日清オイリオグループホームページのアプリ紹介ページから、App StoreまたはGoogle Playを使い、無料でダウンロードできる。

東京都健康長寿医療センター
日清オイリオグループ

(Terahata)

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