2011年11月08日
心筋梗塞は10月から4月に増加 予防のための10ヵ条
これからの寒い時期は心筋梗塞に注意――。全国の心筋梗塞による死亡件数は冬に増え、1月がもっとも多いことが国立循環器病研究センターの研究グループの調査であきからになった。
寒さで心臓の血管が過剰に収縮 血圧が急激に変動
冬場に心筋梗塞を予防するための注意すべき10ヵ条
国立循環器病研究センター
- 冬場は脱衣室と浴室を暖かくしておく。
- 風呂の温度は38〜40度と低めに設定。熱い湯(42〜43度)は血圧が高くなり危険です。
- 入浴時間は短めに。
- 入浴前後にコップ一杯の水分を補給する。
- 高齢者や心臓病の方が入浴中は、家族が声を掛けチェック。
- 入浴前にアルコールは飲まない。
- 収縮期血圧が180mmHg以上または拡張期血圧が110mmHg以上ある場合は入浴を控える。
- 早朝起床時はコップ一杯の水を補給する。睡眠時の発汗で血液が濃縮しています。
- 寒い野外に出る時は、防寒着、マフラー、帽子、手袋などを着用し、寒さを調整しましょう。
- タバコを吸う方は禁煙をしましょう。
(TERA)