2013年12月06日
食育「実践していない」が42% 食育推進を担うのは「家庭」
カテゴリー: 一無(禁煙) 二少(少食・少酒) 三多(多動・多休・多接)
栃木県保健福祉部は、栃木県在住の10代から70代の男女185名(男性:126人、女性59人)を対象に、「食育」に関するインターネットアンケートを実施し、その結果を発表した。 『食育を推進するにあたり、特に重要な役割を担うのはどこだと思いますか』という質問を行ったところ、もっとも多かったのは「家庭」(89.2%)だった。次いで「保育所や幼稚園、学校など」(51.9%)、「食品等を提供する企業、店舗等」(22.2%)という回答が多かった。 栃木県は、野菜の算出額の増加が全国2位になっており、農業の普及に力を入れている。食育に農業を取り組む試みを全国に先駆けて行っており、県民の理解も高い。『農作業体験や農産物の加工体験などの食に関する体験活動に参加したことがありますか』という質問に対しては、76.2%が「参加したい」と回答した。 また、『栃木県では、「三食きちんと食べること」、「野菜・牛乳の十分な摂取」、「減塩・うす味」、「日本型食生活」、「食卓に3つの器を」など、栄養バランスのとれた食生活の実践を推進しています。これについて、あなたはどのように実践していますか』と聞いたところ、以下のような結果になった。 ■ 栄養バランスのとれた食生活の実践について1位:栄養バランスは気にしているが、何を参考にしていいかわからない(34.6%)
2位:飲食店などの表示、テレビ料理番組などを主に参考に実践している(26.5%)
3位:栄養バランスは気にしているが、実践する余裕がない(17.8%)
4位:「食事バランスガイド」などの行政資料を主に参考に実践している(15.1%) 最後に、『あなたは「食育」を意識し、実践していますか』という質問を行ったところ、44.9%の人が「食育を意識しているが、実践はしていない」と回答。また、42.2%の人は、「食育を意識し、実践している」と答えている。 平成25年度とちぎネットアンケート調査結果(栃木県)
(TERA)