2014年11月19日
AAA会員募集スタート 足を守る活動に参加しよう!
カテゴリー: 糖尿病
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継続的なケアのための情報支援活動
私たちは、無意識の中で足を使って歩き、生活を営んでいる。しかし、足はいつも靴や靴下をはいているので、よく観察することは意外と少ない。足に異変があれば痛みやかゆみの信号で気づくものだが、糖尿病がある人はそれに気づきにくくなる。だから常に意識して観察するなどの「フットケア」を行う必要がある。
今年の2月10日、「フットケアの日」に足病治療の専門家集団が中心になり発足したAAAは、足病変のポータルサイト「足病変とフットケアの情報ファイル」での情報発信、日本下肢救済・足病学会での市民公開講座開催、関連学会やセミナー等の共催・後援、啓発ちらし配布などを行い、フットケアの重要性を訴えてきた。
「足病変との闘いは長期戦です。足病変の重症化を防ぎ、足の切断を減らしていくことが第一の目標ですが、切った後もその人の人生は続き、再発防止のためにも継続的なケアが必要になります」と大浦代表理事。
AAAは今後、早期発見のきっかけになる啓発とともに、継続的なケアや治療に必要な情報支援にも力を入れていく。サイトからの情報発信を中心に、会が主催する患者さん向け定期セミナーや医療従事者向けの勉強会、電話による「足の相談室」開設、啓発資料の提供など、さまざまな形で活動を広げていく予定だ。エキスパートのいる医療機関情報の整備、医療従事者向けの専門コンテンツなど、足病情報の中心地にすべく準備が進められている。
その第一歩として、これらの活動を身近に接し、足に対する知識と意識を常に持ち続けてもらえるよう、会員登録をスタートする。
「足や指を切断する人は毎年1万人以上いると言われています。私が診ている足病変患者さんの8割以上の方には糖尿病があり、もっと早く足をケアしておおけばよかったと後悔する患者さんは非常に多い。糖尿病のある人は足病変のリスクを持っています。その意識を持ち続けていただくためにも、この活動に患者さん全員が参加してほしい」と大浦氏は登録を呼びかける。
会員登録者には、会員限定のコンテンツや情報発信などの実施を予定している。糖尿病患者さんや透析患者さん、その家族、医療従事者、関連団体や自治体、健保組合、企業、報道関係者など誰でも無料で登録できる。また、この活動を実際に支援する「協賛会員」も個人、法人を問わず広く募集していく。
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一般社団法人 Act Against Amputation -なくそう、下肢切断-
足病変とフットケアの情報ファイル
AAA各種会員募集をスタートしました(11月19日プレスリリース)
あなたの足は大丈夫? 足病変とフットケアの情報ファイルがオープン
足を救うために―AAAと日本最大の患者団体・全腎協が事業連携
糖尿病による足切断を減らすために「AAA」プロジェクトが発足!
(mhlab)