筝腓上f篋 ユ羇紫g篋峨篌 JPALD
羇紫g篋
筝祉羇紫g
最近の関連情報・ニュース

幸せな結婚生活を実現する5つの知恵 700人以上を調査

カテゴリー: 三多(多動・多休・多接) ストレス関連疾患/適応障害

 最高の結婚生活をおくるために、年長者のカップルから学べることはたくさんある。健康上の問題、転職、子育て、経済の安定など、結婚にまつわる悩みは多い。「結婚生活を良好に維持している夫婦には、共通する秘訣がある」と専門家はアドバイスしている。
夫婦円満を維持し、離婚を避けるための工夫
 コーネル大学人間発達学部のカール ピルメール教授らは、結婚生活を30年以上続けている700人以上の夫婦を対象に調査を行った。調査に参加したカップルの結婚生活を全て合計すると4万年に上るという。

 「結婚にはさまざまな問題がつきまといます。夫婦円満を維持し、離婚を避けるために、どのような洞察に満ちた工夫をしているかを聞いたところ、成功しているカップルには共通する条件があることが分かりました」と、ピルメール教授は言う。

 この調査は、コーネル大学が実施している「コーネル結婚アドバイスプロジェクト」の一環として行われ、「結婚、夫婦関係、愛について:成功している夫婦に聞いた30のレッスン」という書籍にまとめられた。

 研究チームは、結婚生活についての生の声を聞くために、パートナーとの生活や愛情について、400人近い65歳以上の米国人を対象に全国調査を行った。

 続いて、結婚生活を30~50年以上続けている夫婦300人以上を対象に、面接してインタビュー調査を行った。調査に参加した夫婦(男性42%、女性58%)の平均年齢は77歳だった。結婚生活の長さの平均は44年で、最高齢のカップルは、男性が101歳、女性が98歳だった。

年長者に学ぶ夫婦円満の秘訣 5つのレッスン
 「700人以上の夫婦を横断的に調査し、科学的に信頼性の高い、正当な方法で、結婚生活を長く続けているために何が必要かを調べました。その結果、夫婦愛を長続きさせるために、共通する秘訣があることが判明しました」と、ピルメール教授は言う。

 ピルメール教授は、結婚を考えているカップルや、結婚生活で悩んでいるカップルに向けて、次の5つのレッスンを試すようアドバイスしている――

1 夫婦間のコミュニケーションを学ぶ

 結婚生活が長続きしているカップルは圧倒的に、互いによく話して、コミュニケーションをはかっている。夫婦間の問題の多くは、互いを思いやる自由な会話によって解決できる。
 逆に夫婦間のコミュニケーションの不足し、それが原因になり結婚を解消するカップルが多い。

2 パートナーについてよく知る

 結婚をする前にパートナーについてよく知ることは大切だ。調査の対象となった高齢者の多くは若い頃に結婚しているが、「パートナーについてよく理解するまで、結婚を待った方が良い」と指摘した人が多かった。
 結婚する前にパートナーとの間に多くの共有体験をもち、互いについてよく知ることが幸福な結婚の条件になるという。
 また、「結婚によってパートナーが変わることを期待しない方が良い」とアドバイスしている。

3 結婚はパートナーシップ契約

 結婚は責任を伴う約束(コミットメント)として、生涯続いていく。結婚生活が長くなると愛情が冷めてしまうこともあるが、パートナーシップ契約としての結婚は続いていく。高齢のカップルの多くが、「結婚が夫婦間のコミットメントである」という固定観念をしっかりもつことを提案している。
 「結婚生活には、不運でドライな時期もつきものですが、それを乗り越えれば、満足度の高い幸せな結婚生活が続いていきます」とアドバイスしている。

4 結婚はチームワークが大切

 結婚では、良いことも悪いことも、パートナーひとりの問題にしないで、夫婦で共有することが求められる。
 パートナーが病気になったり、停滞や挫折といった困難にぶつかったときも、夫婦で解決していくことが重要だ。良いことがあったときも、夫婦で共有することが大切となる。
 「スポーツや仕事、軍隊などでのチームワークで学べることは、結婚にも適用できる」と、多くの高齢者が指摘している。

5 自分に似た人を相手に選ぶ

 「結婚は、多くの人にとって難しいものですが、自分に似たパートナーを選んだ方がうまくいきやすいものです」と多くの年長者は指摘している。
 「あなたが関心をもっていること、生活環境、新しい環境への順応などを共有する人と結婚した方が、結婚生活は良好になりやすい」としている。
 子育てや経済的な負担から宗教まで、論争が起こりそうな問題に関しては、あらかじめ議論の起こりにくい「似たもの同士」の方が結婚はうまくいきやすい。

 「年長のカップルに"夫婦円満の秘訣"を聞くのはとても参考になります。これまでに一般的な研究は行われていましたが、生活領域まで踏み込んで調査した研究はありませんでした。今後の研究では、成功している夫婦から、結婚生活を良好に続けるために必要な具体的な知恵について学んでいく予定です」と、ピルメール教授は述べている。

Gerontologist finds the formula to a happy marriage(コーネル大学 2015年6月17日)

(TERA)

関連トピック

一無・二少・三多 ▶ 三多(多動・多休・多接)

2015年12月25日
海外旅行者は感染症に注意!発生状況と予防策の情報入手を
2015年12月25日
カフェイン入り「エナジードリンク」の飲み過ぎで健康障害 死亡例も
2015年12月25日
がんリスクは糖尿病予備群で上昇 がん予防のためにも糖尿病予防
2015年12月19日
糖尿病患者数が316万人超、高血圧は1010万超 【2014年患者調査】
2015年12月18日
「妊娠」「出産」に対する正しい理解を 晩産化と少子化に教育で対策

疾患 ▶ ストレス関連疾患/適応障害

2015年11月25日
「メンタルヘルス」をスマホで改善 うつ病や統合失調症の治療効果も
2015年11月06日
賞金5万円 「全国生活習慣病予防月間2016」スローガン募集
2015年10月29日
「孤食」高齢男性は2.7倍うつになりやすい 「共食」の施策が必要
2015年10月22日
うつ病が生産性を低下 半数がメンタルケアの必要を認識していない
2015年10月22日
「うつ病」に対する偏見をなくし適切な治療を 世界メンタルヘルスデー