痛風
血液中の尿酸値が高いと、関節などの組織に尿酸が結晶となって蓄積していきます。この結晶を白血球が除去しようとして関節内に炎症が起こった場合を痛風(発作)といいます。痛風が起こる原因として考えられるものには、肥満、アルコール過飲などがあります。痛風は男性に圧倒的に多く起こります。
症状は、突発的で激烈な足の関節の痛みで、じっとしていても痛いのが特徴です。多くは、足の親指の付け根が痛みだし、はれて熱をもちます。
診断は、血液の尿酸値、特徴的な痛風発作などで行われます。痛風発作は突然起こりますが、その前には長期間、尿酸値が高い状態が続いています。とくに尿酸値が9mg/dl以上では痛風が起こりやすくなります。健康診断で尿酸値をチェックしておきましょう。
肥満を是正すると、尿酸値は低下していきます。したがって摂取エネルギーを制限し、歩行などによるエネルギー消費を増やすことが必要です。食事内容では、プリン体という成分が尿酸値を上げます。プリン体の含有量の多い食品(いわし類、内臓類、肉類)は食べ過ぎないようにします。特にビールは他のアルコールに比べて尿酸のもととなるプリン体を多く含んでいるので、控えるようにしましょう。
また、尿酸の排泄を促す上で、水分は尿量が1日2000mL程度になるように飲むことも必要です。
痛風発作が出た場合は、非ステロイド系消炎鎮痛薬を用いて痛みを抑え、症状が消失したら、尿酸を低くする薬を使用します。
▼ もっと詳しい内容を知りたい方は下記をご覧ください。
●痛風研究会
痛風をわかりやすく解説したコーナー、飲み薬、痛風友の会主催「痛風講演会」の案内など。
●うらりねっと
「高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン」のダイジェスト版など。

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