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介護が必要になる原因のうち、呼吸器疾患は全体の2パーセント 厚生労働省「平成13年国民生活基礎調査の概況」より

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 厚生労働省発表の「平成13年国民生活基礎調査の概況」のなかから、有訴者率(自覚症状をもっている人の数を人口1,000人あたりでみた割合)は 322.5 で、10人に3人以上はなんらかの自覚症状をもっていることがわかります。その自覚症状として、男性の第2位に肺気腫の症状として現れることのある「せきやたんが出る」が入っています(有訴者率は 58.7)。ちなみに男性の第1位は腰痛(有訴者率 80.8)、3位は肩こり(同 57.5)で、女性は1位が肩こり (126.6)、2位が腰痛 (110.8)、3位‘手足の関節が痛む’(75.9)です。女性の第5位までに「せきやたんが出る」は入っていません。

 同じ調査のなかで、要介護者の介護が必要になった原因を調査した項目をみると、介護が必要になる原因のトップは脳血管疾患で全体の 27.7パーセント、以下、高齢による衰弱(16.1パーセント)、転倒・骨折(11.8パーセント)、痴呆(10.7パーセント)、関節疾患(10.4パーセント)、パーキンソン病(6.6パーセント)、心臓病(3.1パーセント)、脊髄損傷(2.8パーセント)、糖尿病(2.2パーセント)と続き、その次が肺気腫・肺炎等の呼吸器疾患の 2.0パーセントです。それ以下は、視覚・聴覚障害、がん、などが続いています。

●詳しくは、厚生労働省のホームページへ→トップページ記事掲載ページ

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