2005年01月10日

透析療法が必要になる原因の第１位は糖尿病腎症で、年々増加し４割以上に　日本透析医学会「わが国の慢性透析療法の現況（2003年12月31日現在）」より

カテゴリー： 糖尿病

　この１年間で新たに透析を始めた患者さんの原疾患をみると、第１位が糖尿病腎症で、1万3,632人、全体の 41.0パーセントと、調査開始以来初めて４割を超えました。第２位は慢性糸球体腎炎で9,668人（29.1パーセント）です。慢性糸球体腎炎はここ数年減少傾向定着していて、今回初めて患者数で１万人、割合で３割を切りました。

　同会では「透析人口全体においても数年後には糖尿病腎症を原疾患とする患者が糸球体腎炎を原疾患とする患者を凌駕する」と推測しています。

●詳しくは、日本透析医学会のホームページへ→トップページ／記事掲載ページ