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人口に占める高脂血症患者の比率が増加し、目標値から遠ざかる 厚生労働省「健康日本21 中間報告」より

カテゴリー: 脂質異常症(高脂血症)

 厚生労働省はこのほど、21世紀における国民健康づくり運動「健康日本21」の中間報告をまとめました。健康日本21は平成12年度に、同22年度までの10年計画スタートしましたが、その中間点における各目標値の達成度や今後の課題などを示したものです。その中から、高脂血症関連の項目を紹介します。

 まず、人口に占める高脂血症患者の比率については、ベースライン値(健康日本21がスタートした時点の数値)が男性10.5パーセント、女性17.4パーセントで、今回報告された中間実績値は、それぞれ12.1パーセント、17.8パーセントと、男性・女性ともに増加していました。目標値の5.2パーセント以下、8.7パーセント以下と乖離しています。

 食事によるエネルギー摂取量に占める脂肪の割合は、ベースライン値27.1パーセントに対して中間実績値が26.7パーセントと、わずかながら目標値の25パーセント以下に近付きました。

 このほか、高脂血症の合併症である動脈硬化性疾患(脳梗塞や心筋梗塞など)の発病リスクであり、高脂血症そのものの発病リスクでもあるメタボリックシンドロームについて、新たな数値目標が掲げられました。具体的には、メタボリックシンドロームの認知度を平成22年度までに80パーセント以上に向上することや、平成27年度時点でのメタボリックシンドローム該当者を、(健診が義務付けられる)平成20年度に比べて25パーセント以上減少させること、などです。

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