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コレステロールの検査値や血清脂質低下薬服用者率は、女性で高い傾向 厚生労働省「平成15年 国民健康・栄養調査の概要」より

カテゴリー: 脂質異常症(高脂血症)

 厚生労働省は従来より年1回「国民栄養調査」を実施していましたが、国民の生活習慣などをより明かにするために平成15年から調査内容を拡充し「国民栄養・健康調査」として実施し、さきごろその結果の概要を発表しました。そこからまず、血清脂質の平均値を、性別にみてみましょう。

 総コレステロールは、男性198.0mg/dL、女性206.3mg/dLです。トリグリセリド(中性脂肪)は、男性158.0mg/dL、女性126.9mg/dLです。男性は平均値自体が基準値(150mg/dL)を上回っていることになりますが、とくに40代で186.2mg/dL、50代で176.2mg/dLと、中年層の高さが目立ちます。HDL-コレステロール(善玉コレステロール)は、男性55.9mg/dL、女性64.6mg/dLで、女性のほうが高いことがわかります。

 血清脂質低下薬(コレステロールを下げる薬)を服用している人は全体の9.2%にあたり、性別では、男性が6.9%、女性10.7%と、女性に多いという結果でした。とくに女性の60代18.8%、70歳以上21.3%、男性の70歳以上14.2%など、高齢者層で血清脂質低下薬服用者率が高くなっています。

 なお、薬物療法をしている人を除いた場合の血清脂質の平均は、総コレステロールが男性197.6mg/dL、女性205.9mg/dL、トリグリセリドが男性155.6mg/dL、女性123.9mg/dL、HDL-コレステロールは男性56.2mg/dL、女性64.8mg/dLという結果が出ています。この数値から薬物療法中の人の血清脂質の平均を計算すると、総コレステロールが男性210.7mg/dL、女性209.6mg/dL、トリグリセリドが男性188.5mg/dL、女性151.4mg/dL、HDL-コレステロールは男性52.1mg/dL、女性63.0mg/dLとなります。

 また、50代以上の女性の総コレステロールについては、薬物療法をしている人の平均値のほうが、全体の平均値(薬物療法をしていない人も含めた平均値)より低いという結果もみられました。

●詳しくは、厚生労働省のホームページへ→トップページ記事掲載ページ

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