2012年06月22日
塩分とりすぎで高血圧 減塩すれば血管ダメージを抑えられる
カテゴリー: 高血圧 二少(少食・少酒) 抗加齢(アンチエイジング)
塩分摂取量が多い食事が続くと、血管が受けるダメージが増し、高血圧症の発症率も上昇することが、オランダでの大規模研究であきらかになった。「高血圧の予防・対策として塩分を減らすことが大切」と研究者は注意を呼びかけている。
高血圧を予防・改善するための食事(米国心臓学会のガイドライン)
- 栄養価の低い食品を大量に食べるよりも、栄養価の高い食品を少量とった方が、体には良いのです。体が必要とするカロリーは、年齢や身体活動レベルにより変化します。自分にどれだけカロリーが必要か、かかりつけの医師や管理栄養士に相談しましょう。
- いろいろな食品から、ビタミン、ミネラル、食物繊維などの栄養素をバランスよくとり、カロリーは抑えましょう。
- 野菜にはビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富に含まれます。野菜を十分にとると、血圧や体重のコントロールに役立ちます。牛乳や乳製品は低脂肪のものを選びましょう。
- 未精製の全粒粉を毎日とると、血中コレステロールが抑えられます。全粒粉には食物繊維が多く含まれ、満腹感も得られやすいので、積極的にとりましょう。
- 魚を週に2回以上食べましょう。サケ、マス、ニシンなどの魚には、冠動脈疾患の危険性を低下させる不飽和脂肪酸(n-3系脂肪酸)が含まれます。
- 加工食品は、飽和脂肪酸やコレステロール、ナトリウム(塩分)が多く含まれるものがあるので要注意です。食品の栄養表示ラベルを見ましょう。
- 食品やお茶に食塩や砂糖を加えるのは、なるべく控えましょう。
- 1日の塩分摂取量は4g(ナトリウム1,500mg)未満を目標にしましょう。
- お酒はほどほどに。1日に女性は1杯、男性は2杯を目安にしましょう。
- 外食をするときは食べる量を確かめ、食べすぎないようにしましょう。
(TERA)